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むくみの原因は、ほんの少し食事の改善や運動をする事で予防する事ができます。どのような予防法があるのか解説します。

さまざまなむくみの原因

むくみの原因を解説する医者

本来排出されるべき水分が手や足にたまることによって、身体が膨れてしまう「むくみ」という症状。

このむくみと呼ばれる症状というのは、人体の細胞と細胞の間を行き来する「間質液」と呼ばれる体液が体調不良や疾患、生活習慣の乱れなどが原因で上手く循環しなくなる事によって、皮下の水分量が過剰に存在している状態となってしまい、その結果身体がパンパンに膨れ上がってしまい、むくみという症状としてあらわれ始めるのです。

また、このむくみというのは「皮下組織が少ない場所」「皮膚と骨が近い場所」「皮膚をつまみやすい場所」などに特に起こりやすくなっています。

このような部位というのは体内のでも水分が溜まりやすい部位となっており、具体的には手や足、顔などがそのような部位になっています。

顔の中でも特にまぶたはむくみやすい部位となっていて、人によってはまぶたの周りがいつまでも腫れぼったく、小顔になるために痩せようと思って様々な努力を指定たけれどもいつまで経っても痩せられない……という風に思っていたら、実は腫れぼったくなっている原因はむくみで、一度むくみを解消したら目の大きさが変わって見えるほどに大きくなった、という人もいるほどにむくみやすい部位なのです。

生活習慣もむくみの原因

徹夜仕事で睡眠不足の女性

手や足がパンパンに膨れ上がるむくみの症状ですが、この症状が発生する原因というのはたくさんあります。

中には腎疾患や肝疾患などが原因で発症するような物も存在していますが、そのような症状が原因となっているむくみというのはごく少数です。

むくみに悩んでいる人というのは、基本的に「身体がむくむ生活」を送っているため、いつまで経ってもむくみが解消されないのです。

むくみの原因となる生活習慣として「血流の悪化」「過剰な塩分摂取」「ビタミン・ミネラルの低下」「運動不足」「睡眠不足」などがあります。

体内に存在している水分というのは血管を通って身体を循環し、その後腎臓に運ばれて尿となって排泄される、再利用できるものは再び血管に送られ、身体を循環していく……という風に、体の中をグルグルと巡っていきます。

ですが、長時間同じ姿勢をとっていると身体の血流というのは悪化していき、その結果血液循環が上手く行われなくなってしまい、身体の中に水分が溜まった状態、つまりむくんだ状態となってしまうのです。

そして、塩分というのは体内に水分を溜め込みやすくする作用があるため、過剰に塩分を摂取してしまうと体内の水分がいつまでも外に出なくなります。

そこにビタミンやミネラルの不足が重なってしまうと、代謝がうまく行われなくなり、むくみは一気に重症化していってしまうのです。

さらに、人の身体というのは動くことによって全身の筋肉をポンプのように稼働させる作用があるため、普通に歩いているだけでも血液を心臓に送り込むのを楽にすることができます。

ですが、運動量が不足してしまうとそのポンプ作用も低下し、結果的に血液の循環能力が下がり、身体がむくんでしまうのです。

食事でむくみを予防しよう

カリウムが含まれる食材

むくみをどうにかして解消したい、どうにかいて身体がむくまないようにしたい、というふうに考えているのなら、一度「食生活の見直し」を行ってみましょう。

むくみを改善する際に食事というのは非常に重要になってくるもので、食生活を見直すことによって軽度のむくみであれば完全に治療できる場合もありますし、比較的重度のものであっても、簡単なマッサージなどで治療できる状態まで症状を軽減させることもできるのです。

食事でむくみを予防する際、重要となってくるものに「塩分を控える」ことと「カリウムを摂取する」ということがあります。

塩分を過剰に摂取した場合、人体というのは体内の塩分濃度を下げるために多くの水を求め、強い喉の渇きを感じるようになります。

その際、多量の水分を摂取することによって体内の塩分濃度を下げることができるのですが、その際血液中の水分量も上昇していき、血管内の水分が細胞内に染み出し、その結果身体がむくんでしまうのです。

むくみを解消したいのであれば塩分量を控え、その上で体内の「浸透圧」と呼ばれるものを維持する作用のあるカリウムを摂取することによって、体内の浸透圧バランスが一定に保たれ、身体の中に過剰に水分が存在している、むくんでいる状態になるのを防止することができるのです。

足を使えばむくまない

ウォーキングする女性

むくみの解消や予防を行う際、重要となるものとして「運動」があります。

人間の体というのは、歩く、走る、飛ぶ、座る……と言った日常生活の中で起こり得る動きを行うことによって、全身の筋肉がポンプのように稼働し、脈動によって血液が循環する作用を手助けすることができるのです。

ですが、日常生活を過ごしているとついつい楽な選択を取ってしまいがちなため、歩いてもすぐに到着する距離をタクシーやバスで移動してしまう場合もありますし、休みの日にはついついゴロゴロと眠って過ごしてしまいがちです。

しかし、そのような事をしていると身体の血流自体が悪化していってしまい、身体はむくむ一方です。

なので、むくみの解消や予防を行うのであれば、しっかりとした運動が必要となります。

では一体どのような運動をすれば良いのか……それは非常に簡単です。歩けばよいのです。

人体に存在している筋肉というのは半分以上が下半身に存在しており、その中でも特に太腿は非常に多くの筋肉が存在している部位です。

そのため、この下半身を重点的に利用するトレーニングなどを行うことによって、血液の循環作用を大幅に上げていき、さらに鍛えることによって代謝量の向上などを図ることもできるのです。

ですが、今まで運動をしていなかった人がいきなりハードなトレーニングを行っても長続きせず、途中で断念してしまう人がほとんどなので、まずは「1日1駅分歩く」というのを目標に、歩くことから始めてみましょう。

それだけでも非常に強力なポンプ作用が発生し、今まで辛いと悩んでいたむくみをスッキリと解消できる用になるはずです。